俺じゃなきゃダメでしょ？【🍎🍥🐑】

141話(めいちゃん) ページ4

nqrse「うわ、パーカーの色被ってんじゃん最悪。めいちゃん着替えてきてよ」


めい「はぁああ！？」


nqrse「おそろいだと思われるって！」


なんて言葉で渋々着替え


めい「髪セットしたあとなのにー…」


洗面所に行って改めて整えに行こうとすると、部屋を出た彼女と遭遇する


めい「あ！A先輩！今日も可愛い！」


「ありが…ふふ」


めい「ん？」


クスクスと笑いながら俺に近づいてきて、髪に触れる


「アホ毛。かわいーね」


めい「ぐうっ」


あまりの可愛さに身悶えしそうになっていると、原因のnqrseがチョップをかましてきた


めい「お前のおかげで先輩に触れてもらったぜ」


nqrse「くそが」


くだらない小競り合いの声であらきさんがこっちにやって来て


それじゃあ行こうかなんて声が上がる




「あっ！ちょっと待って！忘れ物！」


nqrse「はー？バカじゃん」


「うるさいっ」


あらき「気づいてよかったじゃん？取っておいで」


パタパタと急いで家に戻る彼女を見守っていたら、何故かあらきが不満げに視線を向けた


あらき「なんで俺が運転なんだよ」


めい「俺先輩の隣って決まってるからー！」


nqrse「おっれっもー。あらきが1番運転慣れてるしいーじゃん」


あらき「…」


「ごめんねー！」


あらき「おーおかえり。じゃ行こっか」


あらきが運転席に乗り込み、俺も先輩の手をひこうとしたけど


先輩は既に自分で扉を開けて


…助手席


あらき「えっ」


「え？あ、ち、ちがいます！？なるせとめいちゃん後ろ乗ろうとしてたから……！」


あらき「いや！いい！いい！！座って座って！！！」


呆然と立ち尽くす俺たちにあらきがもう一度視線を向けて


【ラッキー】


なんてにやにやしながら口パクしてきたからnqrseと睨みながら後部座席に乗り込んだ



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ストックゼロの人生不安すぎる
日常続くよ

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