俺じゃなきゃダメでしょ？【🍎🍥🐑】

138話(あらき) ページ1

あらき「頬の赤み引いてきた…し、火傷も…順調に治ってきてるね」


「はい！」


あらき「よし！今日から湯船解禁！」


「わーい！！！！！」


めい「先輩すっかりお風呂っ子になったもんねー」


nqrse「来た時はシャワーだけでいいとか言ってたのにな」


「毎日浸かっちゃうともう抜け出せないよね」


あらき「いいことじゃん」


「あ、あらきさん、連日手当させちゃってすみません…」


申し訳なさそうに眉を下げる彼女


あらき「え？全然！謝んなよー」


ほんとに、気にしなくていいのに。
役得なんだし。


めい「先輩先輩」


いつの間にか隣に移動しためいちゃんに気付いてすぐ表情を変えて


「なーに？」


めい「もう痛くない？」


「うん！腕もほっぺも全然痛くないよ」


めい「へへ、よかった」


「なにそれかわいやなんでもないです」


めい「可愛い！？俺可愛い！？いいですよあの日みたいに抱きしめてくれて！！！！！！」


「あっ、無理かもっ」


めい「無理って何！？！？！！！？」


nqrse「めい、そのままの意味だよ。」


あの日、1日中彼女とゴロゴロとしながら話をした


食べたいものを食べて、沢山抱きしめて、沢山好きだと言って


恥ずかしがりながらも嬉しそうに笑う彼女が可愛くてまた抱きしめて、幸せだなって思って


次の日から、彼女は特別甘えることも無くいつもの彼女になった


…ただ、人間というのは欲深い生き物で


めい「ぎゅーってして欲しいだけなのにぃ！！！」


nqrse「…俺も祝風呂ということでお祝いで抱きしめてあげるよ」


あらき「意味わかんないだろ」


「あらきさんがまともでよかった」


あの日の供給過多に飢えてしまって


あらき「…こいつら止めたお礼に抱きしめてくれてもいいけど」


「えっ」


求めすぎるように、なっちゃったり






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続編！！おまたせしました！！！
(1回失敗して繋がらなくて消してる。これはうまく行きますように。)

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