ミヤコワスレ シオン 宇髄天元 ページ1
その時代の人からしたら巨漢な男が花束を持ちとある場所へと向かう。
その場所にあるのは墓石。
右から順に
煉獄 胡蝶 時透 と名字が掘られている。その墓石の前にしゃがみ花束をそっと置いた。
「よう!元気か?俺は元気だぞ!どうだ!この花束!ど派手だろ?特に俺はこの淡青色のこいつと薄紫色したこいつが気に入ってるんだ!今日はなお前らに重大発表があるをだぜ!」
「まず俺についてな!今俺はお館様の護衛をしてるんだ。まぁ片腕しかないがな。でもこの宇髄様からしたら片腕さえあれば十分だぜ!」
たったひとつのとても明るく大きなしゃべり声か聞こえてくる。
「そして今な、すごいことになってるんだぜ!なんと、あの炭次郎が鬼舞辻と戦ってるんだってよ。いやぁ、ついに俺たちの悲願が叶うぞ!やったな!!」
笑顔で語り続けていたが悲しい顔になっていた。
「俺は、鬼滅隊に入る前は忍者の一族に産まれたから厳しく育てられた。兄弟も死んでいったし忍者となってきらは人を殺した。」
「いつも死とは隣合わせだった。今は人を守るために命を懸けている。だけど前は人の命を奪うために自分の命を懸けていた。」
「ん?何が言いたいかって?ハッ 滑稽だよな。今まで散々死と隣合わせだったのに、明日には隣で笑ってるやつが、喋ってたやつがいないかもしれないことも分かってたのに」
「どうしてこんなにも寂しいんだろうな。」
「・・・まぁこんなしおらしい話は似合わねぇ!俺にはよ!そうそう、ここに来たのはさ頼み事があってよ。」
「今、炭次郎が、仲間が、命を懸けて戦っている。俺はそこにはいけない。だから守ってやってくれないか?炭次郎はもちろん、みんなを」
少しの間が間あと声が聞こえた。
『うむ!もちろんそのつもりだ!俺は最後まで戦うぞ!』
『私はあの子たちに託したんです。私の夢を。最後まで面倒見ますよ』
『僕は、炭次郎のお陰で記憶が戻ったんだ。だから今度は僕の番。』
微かにでも仲間たちの声が。
微かに微笑んでから最後に男はこう言った。
「おう。頼んだぜ。俺の分まで」
男が去っていた。
そのあとに風がふき花束からいい匂いがした。
紫色の花 シオン 花言葉
追 想
追 憶
あ な た を 忘 れ な い
淡青色の花 ミヤコワスレ 花言葉
し ば し の 別 れ
ま た 会 う 日 ま で
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レイン - 瓏月さん» わかりみが深い。← 千寿郎くんは兄想いのいい子だからねっ!(TーT) (2020年2月10日 17時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
瓏月(プロフ) - 兄上っ!!(´;ω;`) (2020年2月10日 1時) (レス) id: 5cd948ec8f (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 日向さん» ひなちゃん!?!?うわぁ!!嬉しい!!!おおきに!!いやいや!捏造だしこうだったら泣けるなぁって思って書いただけの小説だけどね。涙が溢れてきたの?おお!感動させれた! 応援お願いします! (2020年2月9日 11時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
日向 - 来たよ!作品を見てたら涙が溢れてきた笑やっぱりレーちゃんの小説は凄い!!これからも応援してます(>∀<) (2020年2月8日 23時) (レス) id: 8e0303bcc1 (このIDを非表示/違反報告)
レイン - 瓏月さん» 瓏ちゃああああああああああああああああああんっ!(TーT)初めて評価&コメしてくれたの瓏ちゃんたんだよぉ! うわぁ!!嬉しい!!おおきに! 捏造なんだけどもね、こういう風に思ってそうっておもってかいたの! 更新頑張るね! (2020年2月8日 21時) (レス) id: 05e6c43b69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイン | 作者ホームページ:http://utanai.nosv.org/u.php/hptyomatu/
作成日時:2020年2月8日 19時