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A「渉くんのライブ?」


仕事から帰宅すると、家の前で渉くんのお母さんから声をかけられた。
その内容は、今度ある渉くんのライブに行かないか、というお誘い。


渉母「そう、最近またAちゃんと渉、仲良しみたいだし、知り合い適当に誘ってもいいからって言われてて、どうかな、と思って!」


たしかに、あの久しぶりに会った日以来、頻繁に連絡もとっているし、週に数回カフェに行ったりご飯を食べたりしている。
だけど、いつも世間話だったり、過去の話をしていて、渉くんの仕事については私も彼もあまり触れてこなかった。
それがまるで、暗黙の了解みたいなもので。
だから、言ってしまえば気になる。


渉母「あ!無理にとは言わないんだけどね!」

A「いえ、行きたいです。」

渉母「あら、本当に?それなら、またお母さんを通じて連絡するね。」

A「ありがとうございます。」


彼がどんな仕事をしているのか、どんな世界にいるのか、見てみたいと思った。



ーーー当日。


渉母「ここみたいね。」

A母「わ〜、すごいわね。」


私とお母さんが、渉くんのお母さんに連れられてやってきたのは大きなホールのようなところ。
きっとここがライブ会場ということなのだろう。
目の前に広がるのは会場の外にいる多くの人。
圧倒的に若い女の子が多くて、その子たちが身につけているものの多くが赤、紫…緑、、そして黄色?
そして、会場となる建物には4人のイケメンが描かれた看板がある。
その下には『浦島坂田船』の字。
きっと、浦島坂田船という4人組なんだろう。
イラストの一番左の人、緑の目の人が渉くんに似ているような気もする。

これだけ多くの人たちが、渉くんたちのライブを楽しみにしている。
それってとてもすごいことなんだろうし、どんなライブなのか、どんな姿を見せているのかより気になってきた。


渉母「そろそろ入ろっか。」

A「はい!」


渉くんのお母さんに連れられて、スタッフさんに声をかけると席へ案内してくれた。

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設定タグ:歌い手 , USSS , 幼なじみ   
作品ジャンル:恋愛
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飴玉(プロフ) - 続き気になります!応援してます! (2019年12月7日 0時) (レス) id: 8c5a0e2b14 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 、さん» 設定を誤っておりました。申し訳ございません。修正しました、ご指摘ありがとうございます。 (2019年11月30日 21時) (レス) id: 4b7f932ad4 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグというものをちゃんと外して下さい (2019年11月30日 21時) (レス) id: da04285dd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のの | 作成日時:2019年11月30日 20時

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