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「Aちゃん?」


今日は仕事が休みで、買い物でもと1人で出かけていた。
たまたま通りがかった雑貨屋に入って、お皿を見ていたとき、突然声をかけられた。
驚きつつも声の方を見てみれば知った顔。


A「えっ、センラさん?」

センラ「よかった〜、やっぱAちゃんやったわ。」

A「よく気付きましたね、偶然!」

センラ「ほんまに偶然やなあ、久しぶりやね〜。」

A「お久しぶりです、お出かけですか?」

センラ「さっき打ち合わせ終わって帰るとこやってん。」


なるほど、と返すと少し考える素振りを見せたセンラさん。
センラさんは坂田さん繋がりで何度かお会いしたことがあるので面識があって、でもこうして2人で話すのは珍しい気がする。


センラ「せや、Aちゃんちょっと時間ある?」

A「ん?大丈夫ですけど、」

センラ「よっしゃ、お茶しようや!」


私の返しに、にっこりと笑ったセンラさんの笑顔はとても綺麗で可愛らしくて。
ファンの子達の気持ちもわかるなあ、なんて。
少し見惚れてしまっていたら、いこいこ〜と私の背中を押してお店を出ると、近くのカフェへと歩き出してしまった。


A「ていうか、私といて大丈夫なんですか!?」

センラ「え?」


だってあれだけ有名なグループのメンバーなのに、私みたいな一般人と、しかも何も関係を持ってないとしても女性の私と、こんなに普通にいていいわけ?
とは言えどもう既にカフェの席に着いていて、なんで私はもっと早く気づかなかったんだ、、


センラ「Aちゃんほんまおもろいなあ、」

A「いやいや!ていうか、え、ほんとに大丈夫ですか!?」


百面相しているであろう私の顔を見て笑うセンラさん。
面白いなら何よりなんだけどって、今はそんなことよりって感じで。


センラ「大丈夫やって!気にせんでええよ。」


それより何にする?、とメニューをこちらに向けてくる。
それならいいんだけど、、あまり大きな声で話すのはやめようと決めて、美味しそうなドリンクとコーヒーのメニューを指さした。

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設定タグ:歌い手 , USSS , 幼なじみ   
作品ジャンル:恋愛
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飴玉(プロフ) - 続き気になります!応援してます! (2019年12月7日 0時) (レス) id: 8c5a0e2b14 (このIDを非表示/違反報告)
のの(プロフ) - 、さん» 設定を誤っておりました。申し訳ございません。修正しました、ご指摘ありがとうございます。 (2019年11月30日 21時) (レス) id: 4b7f932ad4 (このIDを非表示/違反報告)
- オリジナルフラグというものをちゃんと外して下さい (2019年11月30日 21時) (レス) id: da04285dd4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:のの | 作成日時:2019年11月30日 20時

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