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リ「私の一番の推しは颯太くんですけど。颯太くんのいるグループは顔面偏差値が高いというか…イケメンが多いんですよ〜。」
『が、顔面偏差値…』
そんな言葉あるなんて…おばさん知らなかったワ…
リ「今度ライブあるんですけど…私の名義で応募してたやつ落選しちゃって…うわぁぁぁん。」
突然泣き出した、木本さん。
『お、落ち着いて!』
リ「ぐすん…すみません…。でも、悲しくて。」
そうだよね…推しのためと言ったらあれだけど
お給料もいい本社に異動するために頑張ってきたし、異動してきたあともちゃんと頑張ってるんだもんね…。
『大丈夫です。悲しいことがあれば、嬉しいことが待ってますから…。』
リ「優しいですね…Aさんて…」
『そ、そんなことないですよ!』
リ「私、Aさんとお友達になれて良かったです泣
っていうか私のお姉ちゃんになってください。」
なんて抱きつく彼女。
『わ、私がお姉ちゃんだなんて…』
「Aは典型的な末っ子タイプだよね。」
あ…
ふと…彼の言葉を思い出した…
「なんかAが困ってると、してあげたくなっちゃうって言うか…お兄ちゃん心くすぐられるというか…放っておけないんだよね…。」
確かに、私には兄と姉がいて末っ子である。
だけど…そんなに末っ子って感じしないと自分では思ってたんだけど…彼にはよくそう言われた。
彼はきっと、私が同い年の妹みたいな感じにしか思っていなかったんだろうなぁ…とふと思った。
また考え出して胸が痛み始める。
なんでずっと彼のことばかり…
…会えるはずないのに。
なんて考えてると
リ「Aさん?…どうしたんですか?」
『あ、いや…なんでも…』
リ「じゃあ!今日からAさんのことお姉ちゃんて呼んでいいですか?」
『え?』
リ「私のことも木本さんじゃなくて、リナって呼んで欲しいです!…もっと、Aさんと仲良くなりたいから…」
なんてモジモジしながら上目遣いで見てくる彼女
うぅぅ…私これ…弱い…弱すぎる…!
『…わ、分かりました!で、ですが、会社では…』
リ「えへへ!分かってますよ!プライベートではお姉ちゃんて呼ばせてください!」
なんてニコッと笑う彼女。
いや、可愛すぎるだろ。
そんなこんなで、会社に戻ってきた。
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ただの猫好き(プロフ) - めるさん» めるさーん!いつもいつもありがとうございます!作者はまだライブに行けてないので羨ましいです!IDなどは載せられないっぽいので、検索で『ただの猫好き』『FANTASTICS』と打っていただくと出てくると思います!フォローしていただけたらお迎えに行きます! (4月21日 7時) (レス) id: 837043ac84 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 更新ありがとうございます! さわなつ屋は行ってないですがLiveに行って既にロスがやばいめるです! X是非繋がりたいです! (4月21日 7時) (レス) @page43 id: 0abd9b4149 (このIDを非表示/違反報告)
ただの猫好き(プロフ) - めるさん» めるさーん!いつもありがとうございます!迷惑だなんて、とんでもないです!コメントいただく度にモチベーションが上がりますし、もっと頑張ろうと思えます。これからも楽しみにしていてくれると嬉しいです! (3月11日 17時) (レス) id: 837043ac84 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 更新ありがとうございます! いいねが一票が10までしか入れられなくてもどかしくなりました... あっいつも更新後コメントしてしまいご迷惑ではなかったでしょうか? (3月11日 16時) (レス) @page32 id: 0abd9b4149 (このIDを非表示/違反報告)
ただの猫好き(プロフ) - めるさん» めるさん!読み返して頂くほどとは…とても嬉しく思います。更新頻度上げられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (3月5日 8時) (レス) id: 837043ac84 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ただの猫好き x他1人 | 作成日時:2023年7月1日 6時