片思いのふたり〜ネット界のスーパースターとFANTASTICSのパフォーマーは幼なじみだった件〜【澤本夏輝】

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リ｢どんな人なんですか？｣

仕事終わりにショッピングモールに来た私たち
まずは腹ごしらえという事で

夜ご飯を食べている最中、こんな話題になった。

『うーん…。笑顔が素敵で…優しくて、背が高い…かな？』

パッと思いついたこと言ったけど…

本当はもっとある…けど、あんまり言うとキモイかなって思われるのも嫌なのでこれくらいに留めておいた。

リ｢おおぉ！…えーなんか、澤さんみたいですね！勝手なイメージだけど笑｣
『ゴホッ』

飲みかけたお茶が気管に入って、むせ返る。

リ｢あ、あれ…お姉ちゃん！？大丈夫ですか！？｣
『ゴホッ…だ、大丈夫…。』

なんでそこでなつくんが出てくる？
え、ほんとにこの子エスパーだったりしない？

リ｢ちなみにどんな出会いだったんです？｣
『…元々、幼なじみでね…。物心ついた時から一緒にいたような人で…いつの間にか好きになってみたいな感じかな…それが今のまま続いてる感じ…かな？』
リ｢え？じゃあ…ずっとその人が好きだったってことですか？｣
『うん…まぁ、そうだね…』
リ｢めちゃくちゃ一途なんですね！素敵…。いいなぁ…そういう恋してみたい！｣

なつくん以外好きになったことないから…
そういう目で見れないというか

ありがたいことに、こんな私を好きだと言ってくれる人もいたが
全てお断りさせていただいていた。

妥協しておくべきだったのかな…とも思う時はあるけど
妥協して良いことと悪いことがある…

と、私は思ってしまうんだよね。

リ｢そんな一途なお姉ちゃんの恋…実らせてあげたい…。よーし！ますます燃えてきた！めちゃくちゃ綺麗になってメロメロにさせちゃいましょ！｣
『メロメロに…ですか？』

そんなことが出来るのかな…

リ｢大丈夫！お姉ちゃん元がいいですから！ってか今だって全然綺麗ですけど、もっともっと良さを引き出すお手伝いしますから！任せてください！｣

ご飯を食べ終えた私たちは

早速、木本リナ氏によるプロデュースのもとショッピングへ。

たくさん試着して、リナちゃんが｢似合う！｣｢これも似合う！｣と煽ててくれたので沢山買ってしまった…

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