片思いのふたり〜ネット界のスーパースターとFANTASTICSのパフォーマーは幼なじみだった件〜【澤本夏輝】

24 ページ25

リ｢あ、お次はパフォーマーのみのショーですね！｣
『パフォーマーだけの？』
リ｢はい！LDHの強みと言ったらパフォーマーですからね！…あ、ちなみに…今回の澤さんが…かなりヤバいらしいです…｣

え？
『や、やばいとは？』
リ｢もうそれはそれはすごくて…他担の子も沼に片足突っ込んだとか…｣

『沼に…片足突っ込んじゃったの？』
リ｢えぇ…かなり、すごーいらしいです。｣

ど、どういうことなんだ…！！？






(割愛ｯ☆)






パフォーマーのみのショー終了後


リ｢…や、あれはヤバかったですね…｣
『…はい…想像以上に…凄かったですね。』


ヤバいと言われていたのだけど
想像以上過ぎて…かなりやばい…


こ、腰遣いが…す、凄かった。

なつくんってあんなに色気ダダ漏れだったの？！

あのライトもその気にさせる気満々だったよ？←は？

いやぁ…これはドキドキして
今日眠れないと思う…。




楽しい時間はあっという間に過ぎるもので

次でラストの曲に。



最初は、行くのが不安だった。

今まで避けて来たことに改めて向き合うというのが
臆病な自分に出来るのだろうかと…

それに今更すぎると思った。

色んな思いが渦巻いて…怖かった

でもそんなことはどうだって良かったんだ…

今こうして、この景色を見て

こんなにも輝いている彼を、誰よりも見たかったのは
私だったはずなのに…

これからはもう絶対に逃げないよ。
ずっとずっとなつくんのこと応援する。

嫌と言われても、影で応援するくらいならいいよね…。



アンコールも終わり、ライブは無事終了した。
退場する時も混雑回避のため、アナウンスで案内される。


リ｢あぁぁぁ！もう終わっちゃった泣 でもまた仕事頑張れそうです！｣
『ファンサもらってたしね！』
リ｢もうあれは、召される勢いでした。｣
『ほんとに良かったね…。あ、あー…えっと…今日はありがとう。連れてきてくれて。』
リ｢どうしたんですか？急に笑｣

確かに急すぎた…でも…伝えたくて
リナちゃんのおかげでここに来れた

『…とても感動したし…素敵なライブだったから…来てよかった…と思って…本当にありがとう。』
リ｢ふふふ。私もお姉ちゃんと来れて良かったです！また行きましょうね！｣
『うん。』

スタッフ｢A1列から15列の方は退場お願いします！｣

リ｢あ！うちらの番ですよ！行きましょ！｣
『うん。』


















いつだって、運命は突然だ


まさか…その時がついに来ようとは
思わなかった。

25→←23

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す