12 ページ13
全員「こんにちは〜!」
その声にハッと振り返る母
澤夏母「あら皆さん、こんにちは〜!お邪魔させてもらってます。」
大「お邪魔だなんて…!そんなことないです!こんな所ですがゆっくりして行ってください!」
と大樹くんが言うと
澤夏母「あらぁ…ありがとうございます。でも色々と準備があるでしょうし、お土産置きに来ただけなので、そろそろお暇しますね。お気遣いありがとう。」
そう言って戻ろうとする母に
『途中まで、送ってくよ。』
そう声をかけて楽屋を出る。
『来てるなら言ってくれればよかったのに…。』
澤夏母「サプライズだから、内緒にしてたのっ笑 リハーサルの様子も少しだけ見させてもらったよ。」
『え?まじで?笑』
別に恥ずかしいとかじゃないんだけど
なんか、わかんないけど
親に見られると少し…わぁぁぁってなるんだよな…
それが恥ずかしいってことなのかもだけど…
澤夏母「…立派に…なったね…。」
なんて、いつもニコニコしてる母がしみじみ言うから
『…ありがとう。』
としか言えなかった。
澤夏母「Aちゃんともね…この間ランチに行ったんだけどね。Aちゃんも夏輝がもう遠くに行ってしまったようで…なんて言ってたのよ。」
急にAの名前が出てきたので驚く。
『今、Aって…』
澤夏母「え?…うん…Aちゃん…って言ったけど…どうかした?」
『…あー。ううん…なんでもない。』
ここ最近ずっとAのことばかり考えてたから敏感になりすぎたけど
そういえば母とAは今でも仲が良くて、よくランチしたり遊んだりしてるって言ってたな…。
僕が今はAと連絡取り合えていないことは
母さんは知らないのかな…Aからは何も聞いていないんだろうか?
…しかし、Aがそんなふうに思ってるなんて
一応、僕のことは考えてくれてる…ってことでいいのかな
母「この間は…Aちゃんが東京にお引越しする前だったから、発つ前にご飯行きましょうってなって…。」
『え?A…東京にいるの…?』
澤夏母「あれ?聞いてなかった?…Aちゃん、本社異動になったの。んー…どの辺に住むって言ってたんだっけ?」
あれぇーどこだったかなぁ?
なんて言う母をよそに
僕は驚きのあまり何も言えなかった
Aが東京に居る…。
もしかしたら…なんて嬉しい驚きと同時に…
僕は今のAを何も知らなかったんだと思わされた。
95人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ただの猫好き(プロフ) - めるさん» めるさーん!いつもいつもありがとうございます!作者はまだライブに行けてないので羨ましいです!IDなどは載せられないっぽいので、検索で『ただの猫好き』『FANTASTICS』と打っていただくと出てくると思います!フォローしていただけたらお迎えに行きます! (4月21日 7時) (レス) id: 837043ac84 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 更新ありがとうございます! さわなつ屋は行ってないですがLiveに行って既にロスがやばいめるです! X是非繋がりたいです! (4月21日 7時) (レス) @page43 id: 0abd9b4149 (このIDを非表示/違反報告)
ただの猫好き(プロフ) - めるさん» めるさーん!いつもありがとうございます!迷惑だなんて、とんでもないです!コメントいただく度にモチベーションが上がりますし、もっと頑張ろうと思えます。これからも楽しみにしていてくれると嬉しいです! (3月11日 17時) (レス) id: 837043ac84 (このIDを非表示/違反報告)
める(プロフ) - 更新ありがとうございます! いいねが一票が10までしか入れられなくてもどかしくなりました... あっいつも更新後コメントしてしまいご迷惑ではなかったでしょうか? (3月11日 16時) (レス) @page32 id: 0abd9b4149 (このIDを非表示/違反報告)
ただの猫好き(プロフ) - めるさん» めるさん!読み返して頂くほどとは…とても嬉しく思います。更新頻度上げられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします! (3月5日 8時) (レス) id: 837043ac84 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ただの猫好き x他1人 | 作成日時:2023年7月1日 6時