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ポカンと、少しだけ間抜けな顔。
その後に少し考える素振りを見せる彼女。
「……。だから、そまちゃ最近様子変だったの……??」
「あ、いや、」
「ぷっ、」
あははっ、と声を出して笑う彼女。
何が面白かったのかお腹まで抑えて笑ってる。
「え、ちょ。なに」
「だ、だって……ふふ。……なんか、嫉妬してたみたいでかわいいなーって」
「シット……?」
「そまちゃ、それ、『嫉妬』って言うんですよーー」
ニヤニヤ笑いながら煽ってくる彼女。
嫉妬。やきもち。
とは他人が自分より恵まれていたり、すぐれていることに対して、うらやみねたむこと。また、自分の愛する者の愛情が他に向くのを恨み憎むことを指す。
それが、俺に……?
ギギギ、と何かが軋み、苦しみが訪れた。
「っ」
「あっ、ごめ、笑いすぎちゃった……??」
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作者名:Stellar | 作成日時:2024年3月4日 22時