第四話 ページ6
「えっ?あ、ごめんね!」
「すぐあやまんなって。うざ」
やめて、ゆうくんには、聞かれたくない…!
「Aちゃん、教室行きたいから案内してくれないかな?久しぶりに会えたし、ゆうさんいっぱい話したいな」
「あ、うん」
「私が案内するよぉ!」
優里亜ちゃんがゆうくんの腕を掴んで去って行った。
私も、あの教室に行かなきゃなのか…
「安宅さん?」
「え?」
「あれ、違った?出席番号一番やから名前覚えてたつもりやったんやけど…」
「いえ、あってます。……れる先生?どうしてここに?」
「転校生の案内を忘れててんよな…なんか知ってる?」
「優里亜ちゃんが案内しました。」
「そうなんや。安宅さん、一緒に教室行こか」
「はい」
「あ、嫌やなかったら下の名前で呼んでええ?」
「いえ全然……」
よかった、変な人ではなさそう…
挨拶はネタ?だったのか
「この学年って、いじめ多いん?」
「え?」
この先生エスパー?
「それなりには。何回か聞いたことはあります」
私は、どうなんだろう。
私の中でいじめは続いているのか。
どろって呼ばれてる時点で私はいじめられているのか。
「先生自身もいじめられていたこともあるんやけど、学校ってやっぱりいじめが多いんよね。れるは絶対にいじめを許したくない」
この先生…
ハズレでは、無いのかな。
「私、もです。いじめは見ているだけでも苦しいですから。」
先生。
私、れる先生となら、上手くやっていけそうです。
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くに
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美鳳(プロフ) - 狐雪すぅ。さん» 全制覇ありがとうございます!狐雪すぅ。さんの『好き』に刺さったなら幸いです (4月3日 7時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪すぅ。 - 全制覇!!まってこの小説好き…完結してからで申し訳ないですが、、マジで好きだこれ… (4月2日 20時) (レス) @page31 id: b6852b2992 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - おもちさん» 完結できたのはみなさんのおかげです。本当に、ありがとうございます……! (3月17日 20時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - この話を見つけた時から更新されるのを待ってました!最後まで更新して下さってありがとうございます!!最後に全制覇しました! (3月17日 20時) (レス) @page31 id: 4a650b66d8 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - Reru osi@#さん» わ、全制覇してくれたんですか?嬉しいです…! (3月17日 16時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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