検索窓
今日:15 hit、昨日:58 hit、合計:2,976 hit

第四話  ページ6

「えっ?あ、ごめんね!」

「すぐあやまんなって。うざ」


やめて、ゆうくんには、聞かれたくない…!


「Aちゃん、教室行きたいから案内してくれないかな?久しぶりに会えたし、ゆうさんいっぱい話したいな」

「あ、うん」

「私が案内するよぉ!」


優里亜ちゃんがゆうくんの腕を掴んで去って行った。

私も、あの教室に行かなきゃなのか…


「安宅さん?」

「え?」

「あれ、違った?出席番号一番やから名前覚えてたつもりやったんやけど…」

「いえ、あってます。……れる先生?どうしてここに?」

「転校生の案内を忘れててんよな…なんか知ってる?」

「優里亜ちゃんが案内しました。」

「そうなんや。安宅さん、一緒に教室行こか」

「はい」

「あ、嫌やなかったら下の名前で呼んでええ?」

「いえ全然……」


よかった、変な人ではなさそう…

挨拶はネタ?だったのか


「この学年って、いじめ多いん?」

「え?」


この先生エスパー?


「それなりには。何回か聞いたことはあります」


私は、どうなんだろう。

私の中でいじめは続いているのか。

どろって呼ばれてる時点で私はいじめられているのか。


「先生自身もいじめられていたこともあるんやけど、学校ってやっぱりいじめが多いんよね。れるは絶対にいじめを許したくない」


この先生…

ハズレでは、無いのかな。


「私、もです。いじめは見ているだけでも苦しいですから。」


先生。

私、れる先生となら、上手くやっていけそうです。

第五話 →←第三話 


ラッキーメンバー

くに


目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (20 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
11人がお気に入り
設定タグ:すたぽら , 歌い手 , VOISING   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

美鳳(プロフ) - 狐雪すぅ。さん» 全制覇ありがとうございます!狐雪すぅ。さんの『好き』に刺さったなら幸いです (4月3日 7時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪すぅ。 - 全制覇!!まってこの小説好き…完結してからで申し訳ないですが、、マジで好きだこれ… (4月2日 20時) (レス) @page31 id: b6852b2992 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - おもちさん» 完結できたのはみなさんのおかげです。本当に、ありがとうございます……! (3月17日 20時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - この話を見つけた時から更新されるのを待ってました!最後まで更新して下さってありがとうございます!!最後に全制覇しました! (3月17日 20時) (レス) @page31 id: 4a650b66d8 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - Reru osi@#さん» わ、全制覇してくれたんですか?嬉しいです…! (3月17日 16時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:美鳳 | 作者ホームページ:ない  
作成日時:2023年4月29日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。