第二十四話 ページ25
同窓会。毎年参加してるはいいものの、学生時代特に友達もいなかったんだよな…
ゆうくんは友達と話しているし。
いつも端っこでれる先生を待っている。
「A。」
ほら、待ちすぎて幻聴が聞こえるようになっちゃったよ
私ってば諦め悪いな…
「久しぶり。」
すっと手を握られたような感覚。
あれ、実態がある…?
「元気そうで良かったわ。」
「れる先生?」
「そやで。Aも美人になったなぁ」
再開したれる先生は何も変わってなくて、泣きそうになる。
本当、そういうとこだよね
「れる先生。遅かったですね。」
「ゆうくん?お友達のところにいなくていいの?」
そう聞くと、フッと笑うゆうくん。
なんか、みんな変だよ…
不思議に思っていると、ゆうくんがポケットに手を入れて片膝をついた。
そして、ポケットから何かを取り出す。
「Aちゃん。ゆうさんは、僕は、Aちゃんを愛しています。僕と結婚してください。」
え…
「ええっ!?」
これってプロポーズ?
「ちょっとゆうくん、それはずるない?」
へ?ずるい?何の話?
「A。あの時から…Aと出会った時から、Aのことが大好きです。今までたくさん待たせて、ごめん。れると付き合ってください。」
ええっ!?
これダブル告白というやつか
感心してる場合じゃない!
「あのぉ…れる先生…私、ゆうくんと付き合ってまして…」
「知っとるで。だから、選んでほしい。」
「ゆうさん、知ってたんだ。れる先生が来ることも、Aちゃんに告白することも。」
「「選んで。」」
▶如月ゆう
▶Relu
▶どちらも選ぶ
▶どちらも選ばない
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美鳳(プロフ) - 狐雪すぅ。さん» 全制覇ありがとうございます!狐雪すぅ。さんの『好き』に刺さったなら幸いです (4月3日 7時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪すぅ。 - 全制覇!!まってこの小説好き…完結してからで申し訳ないですが、、マジで好きだこれ… (4月2日 20時) (レス) @page31 id: b6852b2992 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - おもちさん» 完結できたのはみなさんのおかげです。本当に、ありがとうございます……! (3月17日 20時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - この話を見つけた時から更新されるのを待ってました!最後まで更新して下さってありがとうございます!!最後に全制覇しました! (3月17日 20時) (レス) @page31 id: 4a650b66d8 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - Reru osi@#さん» わ、全制覇してくれたんですか?嬉しいです…! (3月17日 16時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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