第十二話 ページ14
「Aちゃん!」
先生との話も終わり、昇降口に向かっていると声をかけられた。
「ゆうくん?」
「Aちゃんと一緒に帰りたくて、待ってた。」
「そうなんだ。ありがとう。」
さらっとイケメン発言をするゆうくん。、
なんで、ゆうくんは私にこんなに良くしてくれるんだろう。
ゆうくんからもらうばっかりで、私は何もしてないのに。
「大丈夫だった?ごめんね、ゆうさん何もできなくて。」
そんなことない。
そう言おうとしたのに、なぜだか言葉にできなくて。
「う、うん。大丈夫。」
そう返すのが精一杯だった。
「ねね、聞いて?ゆうさんね、」
「ふふっ」
ゆうくんとの登下校は私の癒しだ。
本当に…大好き。
ん?大好き?
私が?
幼なじみってこと?
うん、きっとそうだ。
そういうことにしておこう。
「Aちゃん?どうしたの?」
「………なんにもない。いつもありがとう、ゆうくん。」
そう伝えると、ぽかんとしているゆうくん。
相変わらず綺麗な顔してるよね。
いつもはゆうくんからくっついてきてるから、私から言うのは新鮮だなぁ…
「………どういたしまして。」
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くに
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美鳳(プロフ) - 狐雪すぅ。さん» 全制覇ありがとうございます!狐雪すぅ。さんの『好き』に刺さったなら幸いです (4月3日 7時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
狐雪すぅ。 - 全制覇!!まってこの小説好き…完結してからで申し訳ないですが、、マジで好きだこれ… (4月2日 20時) (レス) @page31 id: b6852b2992 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - おもちさん» 完結できたのはみなさんのおかげです。本当に、ありがとうございます……! (3月17日 20時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
おもち - この話を見つけた時から更新されるのを待ってました!最後まで更新して下さってありがとうございます!!最後に全制覇しました! (3月17日 20時) (レス) @page31 id: 4a650b66d8 (このIDを非表示/違反報告)
美鳳(プロフ) - Reru osi@#さん» わ、全制覇してくれたんですか?嬉しいです…! (3月17日 16時) (レス) id: de23fecbd4 (このIDを非表示/違反報告)
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